2011年10月30日日曜日

カージナルテトラが水カビ病に…

久しぶりの更新です。

1ヶ月ほど前に、苔にやられた水草を大幅に刈り込んだのがきっかけだろうか、
カージナルテトラが飼い主の影に怯えるようになってしまった。
エサを撒いても出てこない。

飢え死にしても困るので、帰宅時には忍び足で部屋に入り、背面からそーっとエサを撒いてやる始末。
食べ終わるのをガラスに映る景色でのぞき見て、それでも前面に回ればサーッと草むらに隠れてしまう。可愛くねぇっ!

そんなわけでテトラの姿をしっかりとらえることができなかったのだが、
昨日、動きが鈍いやつの体側に大きなカビが生えているのを発見!
ネットで探すと同じような写真を掲載しているブログがあって、「水カビ病」というらしい。

とりあえず隔離して薄い塩水浴をさせるしかないということなので、
さっそくペットボトルを浴槽にして、飼育水で0.5~1%弱の塩水をつくり水槽のコーナーにセットしたものの、ヤツは草の陰に逃げ隠れて捕まえることができない。
ネットの底にエサを入れておびき寄せようと思ったが、入ってくるのはエビばかり。
一晩このまま放置した。

今日見たら一日ですっかりやつれて、ヒーターの上にじっとしているのを発見。
難なく掬って塩水に入れたが、これは手遅れだったようだ。

先週末に水替えをしたときに、もしかすると水温が下がりすぎたのかもしれない。
日向水にして、水温を充分に合わせないといけない季節になってしまったようだ。
なにしろ初めての冬を迎えるわが水槽。
他のカージナルテトラに伝染しなければいいのだけれど…。
それにしても、もうちょっと姿を見せてくれなきゃ!

こんなふうになってしまったカージナルテトラを元のようにおおらかに泳がせる方法を、
どなたかご存じないでしょうか?
教えてください!

2011年9月3日土曜日

エサやりで大失敗…

ほろ酔い加減で帰宅して、いつものようにテトラ用のエサを取り、パッパッと振り掛けたら、ドサーッと水中に白煙が…

一瞬何が起きたかわからなかったが、手には「ヌマエビの主食」の瓶。
この広口から、ボトルの半分以上が一気にぶちまけられたのだった(泣)

ヌマエビとオトシンクルスは大量のエサに狂喜乱舞したが、とても食べきれる量ではない。

気を落ち着けて水替え用のパイプで吸い出してはみたものの、ソイルと一緒になって詰まって詰まって、スムーズには吸い取れない。
時すでに深夜、半分ぐらいを取り残して挫折した。
<この白いのが全部エサ。挫折したところで記念写真。>

この「ヌマエビの主食」は小さな匙で少しずつやるものだが、食べ残しにすぐカビが生えるし、テトラのおちょぼ口には大きすぎるので、しばらく使っていなかった。
それを無意識に手にして、見もしないでふたを開けて、ザバーっと(Ah…)

こんなに残したら翌朝はカビだらけだろうとは思いつつ、この状態で疲れ果てて、ひとまず就寝。

案の定、翌朝は水底がカビの絨毯を敷いたように…(また泣)
(写真は撮る気力もなく)

放っておくわけにもいかないので、朝からさらに吸い出しを試みたが、
カビは水草の根本にがっちり絡まっているし、エサはふやけて膨らんでいるしで、パイプでは全く役に立たない。

結局、ピンセットで大部分を摘みだして、そのうえ、
カビが絡まったピグミーチェーン・アマゾンを、抜いて洗って挿し直して、ゴミをすくって水替えもして、ようやく、ほぼ元通りになった。ふうっ;;;(遅刻、遅刻!)

あれからエサに味をしめたのか、オトシンクルスが苔をあまり食べなくなったように思う。
<この弛みきった顔とお腹はどうよ!>

一時はずいぶんきれいになっていた流木や石に、また苔が生えてきた。
もう一度、熱湯で煮しめてみるかなぁ。






2011年8月22日月曜日

カージナルテトラ墜落死…

いきなり涼しくなった、この週末。
あまり元気がないパールグラスをトリミングして水替えをし、
ぼんやり水槽を眺めていたら、床に何やら大きめのゴミが。


よく見ればカージナルテトラではないか!
完全に干からびていたので、一日二日は経っているのではなかろうか。
全然気づかなかったなぁ。ごめんよ。

カージナルテトラは臆病で、水面近くを泳ぐのは見たことがなかったのに。
時々激しく泳ぎ回るオトシンクルスかヌマエビ(特にオス)に
追いかけられでもしたのだろうか。うーむ。


いつもこの辺にいて、暗くなると水草の中に潜り込んで動かないのになぁ。
しかし、あらためて数えてみると14匹。
1匹オマケと思ったのは勘違いだったのかも。なにしろチロチロ泳ぐので…。

その一方で、このヤマトヌマエビは今まさに臨月らしい。

さかんにお腹をビラビラさせている。
猛暑が過ぎたら、今度こそ繁殖に挑戦してみようかな。
暑さ過ぎれば、少しはやる気も起きるだろう。

グロッソスティグマはなかなか増えてくれないが、
この二日間、エアコンなしでも水温は26度近辺におさまっている。
おとといまでの猛暑がウソのよう。
蝉時雨もぴたりと止んで、今日は静かな雨だった。
我が家のベランダにて。


2011年8月13日土曜日

旺盛なるかな、オトシンクルスの食欲!!

流木の苔がひどくなったので、熱湯で煮しめて指でこすってみたのだが、
黒いひげが灰緑のひげになったくらいでなかなかしつこい。
<Before>

そこで9日、オトシンクルスを3匹入れた。
まぁ、その食欲のすさまじいこと!
まずはガラス面が底の底まできれいになった。

のべつまくなしにあらゆるところの苔を活発に舐め尽くして、
挙げ句の果てにはこんなことにも。
CO2の白いフィルターの上に落ちていたエサに惹かれて入ったのだろうが、
それを食べ尽くして、このままだと窒息するんじゃないの??
慌てて逆さにして出してやったら、けろりとして底の石にとりついていた。

オトシンクルスの食欲に刺激されたのか、ヤマトヌマエビも前以上に
活発にソイルを掘り返したり流木の苔を舐めたりするようになったようだ。


1週間もたたないうちに、あれだけ密生していた流木の苔が、ほとんど
食い尽くされたように見える。
<After>

家に戻るたびに、残り少ないグロッソスティグマが掘り返されて
水中を漂っているのを見かけるが、しばらくは様子をみようと思う。

<水温低下で蒼ざめた?>
この1週間連日の猛暑で、昼間もエアコンをかけているが(設定温度30度)
昨日はちょっと冷えすぎたのか、水温が24度台になっていて、
カージナルテトラの赤色が全体に薄くなり、オトシンクルス一匹の
体色が黄色くなっていたので、驚いてエアコンを切った。
エサが足りないのかとも思い、少し多めに与えておいた。

一夜明けたら水温は26度台に戻り、それぞれの体色も元に戻ったような気がする。
原因が低水温なのかどうかはわからないが、たった一日であんなに顔色が変わるとは!
あせった…。

2011年7月31日日曜日

グロッソスティグマはもうダメです。

グロッソスティグマの育ちが悪く、その場所をピグミーチェーン・アマゾンが
どんどん侵しているように見える。

アクアフォレストのS田さんに相談してみたところ、
「根負けしているのだろうから強い方を少し抜いてやるといい」
とのことだったので、たくましく伸びていたランナーをビシバシ切って、
前庭を全部グロッソスティグマに空けてみたら、このとおり。


ついでに、今更ながらヒーターを取り除き、裏側で苔にまとわりつかれて
いないピグミーチェーン・アマゾンを、前の方に植え替えてやったので、
全景の色は鮮やかになったのだけど、時すでに遅し、
もうグロッソスティグマは風前の灯ですね。
苔に覆われていた葉っぱを取り除いたらいくらも残らなかったというわけ。


グロッソスティグマにとってはCO2添加も足りなかったのかも。
(ADAのNo.1ボンベが2ヶ月半も保ってしまった…)

せっかくカージナルテトラが来たのに、これでは殺風景だもんね。
植え足すしかなさそうだなぁ。


ちなみに、このカージナルテトラはほとんどいつも単独行動のやつ。
15対1で、群れとは反対側に悠々と泳いでいる。
カージナルテトラにも性格があるのだろうか。

2011年7月27日水曜日

カージナルテトラご一行さま、いらっしゃい!

長かった猛暑がウソのように一転して、秋のようにさわやかになった日、
かねて予定していたカージナルテトラ、15匹にお越し願った。

水を馴らして水槽に放つと、はじめはおびえたように隅っこに固まって
騒いでいたが、10分ほどであちこちに落ち着くようになった。


やっぱり鮮やかですね!全体が明るくなったよう。
じっくり数えてみれば16匹!
アクアフォレストのS田さん、おまけしてくれてありがとう!!

そう忙しく泳ぎ回るわけではないが、エビと比べると常に細かく動いている。
明るくしてシャッタースピードを上げないとぶれてしまう。
さらにマニュアルでないとなかなかピントが合わない。

それでも、どの子も微妙にピンぼけですね…

エサを撒くと群がって食べ尽くす。
この小さな口には入りきらないようなエビのエサにも一応食いついて、
たいていはプッと吐き出すが、たまに呑み込むやつもいる。

エビはいつも草に生えた苔を食べているので、
エサやりは3日に一度ぐらいで済ませているが、
この子たちはそうはいかないようである。
こんなに小さいのに、なかなかに大食とみえる。

2011年7月26日火曜日

抱卵続く・・・これ、卵?

その後も抱卵は続いている。
なにしろ9匹のうちの7匹までが雌なので、目下ベビーブームのようだ。


このお腹を見てください!
これが空しく放出されると思うとなんとも残念だが、
気温も高く酸素添加の道具もなく、今回も放置するしかない。

このお腹がすっきりしたと見えた日、リスのシッポにこんなつぶつぶが
いっぱい付いていた。小さな花が咲いたよう。

これは産み付けられた卵なのか、はたまたカビか苔なのか。
一日で突然びっしりとついていたので、カビや苔ではないと思うのだが。

このモヤモヤは、半月たった今もまだ付いたまま。
きらきらした光沢は失われて、今や黒い苔のようにも見える。
何なんだろう??

2011年7月6日水曜日

新芽が出てきた!

トリミングして約1週間、続々と新芽が出てきた。
リスのシッポはとてもわかりやすい。

本に書いてあるとおり、切ったところからいくつかの新芽が分かれて出ている。
穂先の色が濃いのでとてもかわいい。「リスの尻尾」とはうまい命名だと思う。

水槽の全景は今やこんな具合。

エビはとても元気だが、連日の猛暑のため水温は27度を超えることがあり、
ファンは回りっぱなしだ。
保冷剤や氷を袋に入れて浮かべてみたりしたが、水のボリュームがはるかに
大きいためか、0.5度も下がらないうちに溶けてしまった。
それに比べてエアコンの力は絶大。30分もかければ水温は確実に下がる。
エアコンの電力消費の大きさを実感したしだい。

そんな時に二匹目の抱卵である。
今回も何も準備ができていない。
トリミングで残っていたパールグラスは、三日もしたらぐったりと溶け始めていた。
温度が高かったこともあるだろうし、澱んだ水に根もなく漬かっていたら腐るよなぁ。

2011年6月27日月曜日

初めてのトリミング

今日はトリミングに挑戦。

できあがりのイメージも何もないが、あまりのジャングルが気になっていた。
それに葉っぱについた苔が多くなって窒息しそうな感じがあったので、
剪定した枝だけでも苔を洗い流して挿し戻してやりたいと思っていた。

<トリミング前>

リスの尻尾とパールグラスはおおざっぱに長そうな枝をバサバサと。
ピグミーチェーン・アマゾンは枯れた葉っぱを刈り込んだ。

<トリミング後 -これ以降の写真は Caprio R4->

エビたちも世界が広くなったからか、あるいは落ち着かないからか、
前より活発に動いている。
白いカビが生えていた後ろの流木を、熱湯で煮しめて戻したので
木の表面がツヤツヤになった。。

パールグラスは刈り取った枝が多すぎて挿し戻ししきれず、
とりあえずこのようにして保存中。

もう一度挿し戻しを頑張るか、この瓶を汽水にしてエビの産屋にできるのか。
さてどうしようかな。

本日は金曜日とうってかわって気温は低め。水温も25度台で推移している。


2011年6月26日日曜日

猛暑でカメラ水浸し・・・

6月24日の関東の猛暑はすごかった。

水温が上がらないようにと、外部フィルターの出水パイプを上向きにして水面が波立つようにしてあったが、家に戻ってみれば派手な噴水に!
この暑さで蒸発が激しく、一日で水面が2センチ以上下がってしまったのだった。水槽の周りは水浸し・・・あぁ。

それどころか、いつでも撮れるようにと水槽の脇に置いてあった愛機、GR Digital(初代)がどっぷりと水溜まりの中に・・(TT)

乾かしたらバッテリーとSDカードには別状なかったものの、カメラは死んだままウンともスンとも言わない。

これが最後に撮った水槽とエビの様子。


これからは画像が落ちるかも(腕ではなく道具のせいで)

2011年6月19日日曜日

抱卵、放卵、マリンスノー!

前の日までそれらしい様子に気づかなかったが、一番大きい雌の腹に卵がいっぱい抱かれているではないか。
汽水の環境も何も用意していなかったので、ただまごついて見ているしかなかったが、やがて産卵が始まったようで、水槽の中にとても小さい白い粒が舞うようになった。
<見えますか?この白い軌跡。>

その後、場所を移してこんなふうに体を曲げたり後ろ足で抱卵を払ったりして、4,5時間かけてすべての卵を放出しきったようだ。
産卵を終えたエビは、草の陰に身を潜めて、ほとんど放心状態の体でじっとしていた。

水槽の中を舞っていたマリンスノーは、半日もしたらフィルターに濾しとられたのだろう、すっかりなくなっていた。

二番目に大きなこいつが抱卵準備ができているような気がする。
頭の卵巣のところがやけに大きく黒くなってきたもんね。

うーん、次はどうしようか。
この How To Breed のページを急いで読んで、準備しておかないと間に合わないぞ。


2011年6月12日日曜日

水質チェック: CO2濃度とpH

エビの犠牲を出してしまったので水質を検査した。

何を計ればよいかについては亜硝酸塩やKH(炭酸塩硬度)も大切だという懇切なサイトもあるが、取り急ぎ気になっている CO2濃度とpHの試薬を買ってきた。

それで計ったのがこの写真。

左がpHで、後ろの配色と合わせてpH5.0とかなり酸性に傾いている。
(数値が陰になって見にくいかもしれないが、黄色が酸性度合いの高さを示すようだ)

右はCO2濃度で、水がピンクに変わるまでに入れた試薬の量によって判定するというやりかたで、今回は8mg/lと出た。これは正常な範囲といえるようだ。
空気を混ぜる前はもっと多かったのかもしれない。

水が酸性になるのはソイルのためとのことなので仕方がないにしても、一応水替えをした。
水替え後3時間ぐらいでもう一度pHを計ったのがこちら。
水替え前よりは緑が強くなってpH6.0〜6.5ぐらいになったようだ。
(ちょっとした香水のようなきれいな色じゃありませんか!)

弱酸性に傾いて大丈夫のようだが、最近葉についた茶色の苔が目立つようになった。
先のサイトにバクテリアが増えて水質が安定すると苔も消えるとあったが、魚を入れるときには苔食いで評判のオトシンクルスも入れてやろうかと思っている。

エビが9匹になった今日の水槽。

酸欠→ 脱皮→ 瀕死→ エアレーション→ ・・・の一週間

6月1日 水槽設置から1ヶ月がたった。水草もエビも順調と安心していたのだが・・・

脱皮が続発したことはこの前の記事で伝えたところだが、どうも元気のないのが二三匹気になるようになってきた。
この子は特に、木に引っかかってじっとしていることが多く、体色がかなり赤い。

最初はのんびりした性格なんだろうと高をくくっていたら、そのうちに仰向けになるようになってしまった。これは6月3日の様子。


娘がネットで赤くなる原因を調べてくれて、酸欠だろうと思い当たった。(パールグラスの気泡を期待して、このところCO2の添加量を少し増やしたところだったのだ)

即座にCO2添加は止め、外部フィルターの出水口を水面より離して、ジャバジャバと水泡を立たせてエアレーションの代わりにし、ブロワーも稼働させた。
(真ん中のパールグラスに瀕死の子がつかまっている)

この処置はかなり功を奏したようで、とかくじっとしがちだったほかの九匹もにわかに前面に出て追っかけっこをするようになり、瀕死のちびも自力で移動するようになった。

その後約5日間、ようやく死の淵からは生還したようで、そこそこ泳ぎ回ったりして体色も赤みが少なくなり透けてきた。

とりあえずは死なせずにすんだかと、ちょっとほっとしたのだったが・・・

6月11日の夜、この位置から動かなくなり、
6月12日朝には白くなって死んでいた。合掌・・・

脱皮の頻発は危険信号であったのかと、反省することしきり。
おそらく、光合成の不足とCO2添加とで酸素が足りなかったのだろう。

水質検査をしてみようと思う。